『戦略なくして成功なし』 =中小企業のための「IT化、その前に!」=

「躊躇する者は、敗者なり」 


「躊躇する者は、敗者なり」
(アサツーディ・ケイ 稲垣正夫会長)


意思決定のスピードが求められる時代に、これほど明快な言葉はないだろう。

経営者やリーダーの立場にいるものは、思慮深くあることも重要だが、絶対に優柔不断であってはいけない。

意思決定とは何かを選択することである。
結果は、後からついてくるだけ。

だから、その場の状況で手に入れる情報を踏まえて、最終的にこれがベストだと判断をした意思決定が結果として間違ったとしても、それは大きな問題ではないと思う。

それよりもイエスともノーとも判断をつかないまま躊躇することが問題だ

即断即決をなるべく心がけたい。



優柔不断な人へ、

正しく意思決定する打率を10割だと考えませんか。
神様でもない限りそんな打率は無理です。
打率が半分でもすごいことだと思います。

実は意思決定が上手に見える経営者やリーダーは、意思決定が間違ったと気づいたときに、躊躇なくすばやく方向転換する意思決定ができる人です。

だから傍目から見るとすべての意思決定が正しく行われているように見えるんでしょうね。

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チェンジリーダーの条件 

チェンジ・リーダーとは、変化を機会としてとらえる者のことである。
変化を求め、機会とすべき変化を識別し、それらの変化を意味あるものとする者である。
(ドラッカー)


変化に直面した場合に、それを脅威ととらえるか、機会ととらえるかで大きくが結末が変わってくる。変化を機会ととらえ、積極的に行動することがチェンジリーダーの条件として求められるのだろう。

そういう意味でも変化の中にどんどん飛び込み、個人も会社もどんどん進化していくことが望ましいのではないだろうか。

ダーウィンの進化論ではないが、変化に対して環境適合できる会社や個人のみが今後、進化しながら生き残っていくのだろう。

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経験こそが糧となる 

経営とはこうだうんぬん言う前に自分ですべてを体験することだ。
いちばん辛いこと、いちばん難しいことに自分で手を染めて、
体得することが必要なんだ。上に立って、カッコよくハンを押すことではない。
【大正製薬社長 上原明】

(引用終了)

机上の理論より実戦を。

それも経営者ならば自ら率先して、実行しなければならない。

成功・失敗にかかわらず経験しなければ、体得できないものがある。
「百聞は一見に如かず」ではないけど、経験したことのある人の言葉は、
未経験者の百の知識より重いのは確かだろう。

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会社を大きくするには、社長業に専念すること 

先日、飲みの席で、教えてもらった話です。

いまお世話になっているプロジェクトのシニアマネージャいわく、
「・・・がんがん人を雇って会社を大きくしたほうがいいよ。僕の周りで起業して成功している人は、みな創業時に人をたくさん雇って、早い段階で会社を大きくしていった人がほとんど。創業時にこじんまりやった人は、ずっとこじんまりやっていて、いつまでたっても、自分が作業者(ワーカー)として作業している。」

うーん、ずしりと響く発言。
たしかにその通りだと思った。

もともと、自分の生活費は、自分で働いて稼ぐという考えなので、しばらくは、従業員がいてもいなくても、自分自身が作業者として働き続けるつもりだった。

しかし、個人事業主から会社形態に変えたなら、会社を大きくするということ自体も重要になってくるだろうし、そもそも会社の規模にかかわらず、社長は、作業者ではなく社長業をやるのが本来の仕事なのかもしれない。

ずっと会社経営のことを考えている人と、
作業をしながら片手間で会社経営をしている人では、
確かに結果がかわってくるだろう。

会社を大きくしたいかどうかは、社長個人の価値観により変わるのだろうが、こじんまりした中小企業の社長の多くは、やはり何年経っても現場で作業をしている人が多いなぁと痛感しました。

そう考えると、社長が1日のうち、「会社経営について何時間考えているか」、この時間の使い方によって会社の規模もおのずと決まってくるのではと思いました。

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時代が自分に追いつくか、自分が時代に追いつくか。 

引き際を知るのも資質 (日本経済新聞 6月9日 朝刊より)

▽・・・1996年にテレビ朝日を2割強取得した際に、「関係者からの反発にとても驚いた」と振り返る。放送と通信は融合すると確信していたが、「株主や社員と敵対したら、効果的な提携は実現できない」と判断し、半年での撤退を決断した。

▽・・・放送業や銀行業での自らの失敗体験を挙げながら、「撤退は自らが失敗を認めるため恥ずかしいが、撤退が遅れれば、企業経営にとって致命傷になる」。ベンチャー企業の経営者で最も大切な資質は、「引き際を知ることではないか」とかみしめていた。
【ソフトバンク 社長孫正義氏】
(引用終了)

事業の撤退を決断できるかは経営者の性格による部分が大きいと思う。

孫社長は、ベンチャー企業の経営者で最も大切な資質に「引き際を知ること」を挙げているが、一般論では、「成功する秘訣は、成功するまで続けること。あきらめないことだ」というのがよく耳にする話だ。

どちらが正しいということはないが、経営者の性格上の向き・不向きがあるのではないかと思う。

人間の性格を大きく2つにわけた場合、「物作りタイプ」か「波乗りタイプ」がある。誰でも両方の側面を持っているが、どちらかが強い要素となり、その人の性格を形成していると思う。(※私の完全な仮説です、こんな諸説はありません)

「物づくりタイプ」の要素が強い人は、こうだと思ったことを一直線にあきらめずに続けれる人だ。そういう人は、芸術家、技術職、研究者に多い。成功のスタイルは、「大器晩成型」だ。

一方、「波乗りタイプ」の要素が強い人は、新しいものやトレンドに敏感な人だ。環境適応性が強いのが特徴である。だから、失敗したとしても、気持ちを切り替えてネクストチャレンジができるタイプだ。
成功のスタイルは、「時代の寵児型」だ。

経営者の性格をその2つの要素に分けた場合に、圧倒的に事業の撤退が上手なのは、「波乗りタイプ」の要素が強い人だ。

「物づくり」タイプの要素が強い人は、あきらめきれずにズルズルと続けてしまい、経営の意思決定が遅れることになる。では、このタイプの人が経営者に向いていないかというとそうではない。あくまでも撤退の意思決定をするのが不得手なだけだ。むしろ、撤退などせず、ひたすらに続けることで成功するタイプだ。

結局のところ、成功へのキーワードは、
「時代が自分に追いつくか、自分が時代に追いつくか」である。

「物づくりタイプ」の要素が強い人は、時代が自分に追いつくまで、好きなことをやり続けることだ。そうすれば、晩年大きな評価を得ることができるだろう。芸術家のほとんどが、自分がなくなった後から社会的に功績を認められていることからもうかがえる。

一方、「波乗りタイプ」の要素が強い人は、自分が時代に追いつかなければいけないので、日々、何が流行るか、時代のトレンドがどの方向に向いているかを常に敏感に察知しながら、次々の新しいことに挑戦をし続けることが必要だ。

どちらのタイプでも遅かれ早かれ成功できる。
大切なのは自分の性格にあった行動をとることだ。
それが一番後悔しない秘訣だと思う。


■追記
ちなみに私は「波乗りタイプ」の要素が強いです。転職回数も多いし、思いつくまま行動するし・・・(汗)

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