今日は、日経新聞におもしろい記事があったので、紹介しようと思います。
こんな発想で、自社の業務や、プライベート身の回りのものを考えてみると、おもしろいビジネスアイデアが浮かぶかもしれない。
「ものぐさ需要」快調 (日本経済新聞 2005/11/4 朝刊より)
名付けて「ものぐさ需要」。野菜飲料「野菜一日これ一本」が昨年八月の発売以来、予想を上回る売れ行きに目を見張る。
「お酒を飲んで夜遅くまで起きているなど不摂生しつつも、健康には気をつけたいという現代人の心理に合致したのだろうか」
このままだと当初の予想の2倍を上回る年商百億円に届きそう。基幹ブランド「野菜生活」につぐ柱になればと期待を寄せるが、消費者は移り気。営業にはものぐさは許されないと気を引き締める。
なぜか最後にオチまでつけてる面白い記事です。
「野菜1日これ一本」が売れているそうです。誰でも、バランスのとれた食生活をしないといけないとわかっているんだけど、ついついおいしいものをたくさん食べたり、偏った食生活をしたりしてしまいがち。好きなもの・おいしいものを食べたい、でも、やっぱり健康にも気をつかいたいという半分矛盾したニーズに見事に応えた商品ではないでしょうか。
ちなみに「
ものぐさ」とは、何かするのをめんどくさがることを言います。
現代人は、どんどん「ものぐさ」になってきてます(笑)。
逆に言うと、社会生活がどんどん「便利」になってきてるともいえます。
家にいながら、買い物ができるインターネットショッピング。飲むだけでダイエットできるサプリメント。つり銭のやり取りがなくなった電子マネー。おさいふ携帯やスイカでの買い物も当たり前になってきました。
「ものぐさ需要」を見つけるヒントは、3つです。一つ目は、
「オールインワン」の発想。
いろいろなものをくっつけて、ひとつのものにしてしまうこと。引越しおまかせ安心パックや、これ1本で、コンタクトレンズのお手入れは完璧みたいなコンタクトレンズ洗浄液、旅行代理店の企画ツアーなど。ひとつにまとめることで、いくつかのニーズを同時に満たすことができます。
二つ目は、
「顧客の労力・時間を減らすこと」。
めんどくさがり屋のニーズを満たしてください。
カップラーメンやコンビニ弁当など、意外に当たり前の商品がここに入ります。仕事が終わってから、家で一から料理するのめんどくさいですよね。
ちょっと変わったところでいえば、結婚紹介サービスなんかもここに該当します。何千人の中から、自分の条件にあった素敵な異性を、ピピっとパソコンで検索するだけ。
あとは、
人気ブログランキングなどのランキングサイトですね。これは、両方のニーズを満たすパターン。人気があって面白い記事を探したい読者と、たくさんの人にブログを読んでもらいたい・アクセスアップを図りたいと思ってるブログ・サイトの管理人の両方です。
最後は、
「矛盾したニーズを見つけること」。
この3つ目のニーズを見つけられたら、確実に儲かると思います。「食べながら痩せられる」、「遊びながら勉強する」、「働かずに儲かる」などなど。どれも実に都合のいいニーズばかりです。
「あまり具体的なアイデアが出ていないって?」、もし、ここで私が具体的なアイデアを出せたら、私自身がそのアイデアで起業してますから(笑)。
企業経営であれば、自社の製品・サービスと顧客との接点となる業務に注目をして、顧客がふだんから「ものぐさ」に感じていることを一度探してみればよいのではないでしょうか。
新しいニーズをとらえることは、顧客創造につながります。それは、新しい市場をつくることでもあります。■最後まで読んでいただきありがとうございました。
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