「
ふまじめな人がいい」(日本経済新聞 2006/2/4 朝刊より)
◆・・・「欲しいのは、ふまじめな人」と言い切る。ふまじめとは「とっさの機転が利く」意味という。企業システムの顧客の要望は日々変わるだけに、「まじめな人は自社の技術や製品を熱心に提案するばかりで、顧客の視点に立っていない」。
◆・・・このため新卒採用の最終面接に立ち向かう際には、必ず「彼女はいるか」などといった変則的な質問を投げかけるようにしている。「そこでうまく答えられなければ採用しない」。人材を核としたシステムサービス企業としての持論を説いていた【オービック会長兼社長 野田順弘氏】
(引用終了)
なかなかユニークな採用基準です。一見すると、ほんとにふまじめな人を採用しているのかと思いますが、実はヒューマンスキルが高い人材を選んで採用しているのですね。
私も、現在はシステム導入のコンサルティングをしているので、このあたりのスキルの重要さがよくわかります。どうしても、IT系の人はまじめな人が多いので、「システムでできる・できない」をそのままお客様に伝えるだけで終わってしまう人が多数います。そこで、システム以外の別の代替案を提案したり、お客様と一緒になって代替案を考えたりと顧客の側に立って話ができる人は本当に少ないです。
お客様にとって、本当に欲しいのはシステムでできるかどうかではなく、抱えている問題の解決手段なのに、どうもその辺あたりがわかってない人が、残念ながらIT業界にはほんとに多いです(笑)。
さて、「企業は人なり」という言葉があるように、
いかに良い人材を集め、育成するかということは、どの企業にとっても最重要課題になります。
今回のオービックのように、あなたの会社では、良い人材を集めるための採用基準を持っていますでしょうか。
会社を維持したいのなら、誠実でまじめな人材を採用するのも良いでしょう。
また、会社を成長させたいなら、一風変わった起爆剤になるような人材を採用するのもよいでしょう。
どちらにしても大切なのは、
戦略に沿った人材を採用することです。
計画した戦略を実行することができる人材を集め育てなければ、計画は途中で頓挫してしまいます。
戦略に沿った「戦略的人材」の採用こそが、企業のビジョンを実現します。■最後まで読んでいただきありがとうございました。
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