戦略策定の最初のステップは、自分を知ることから始まります。いわゆる、現状分析と呼ばれるものです。
自分たちは、はたして強いのか、弱いのかということを認識するステップです。
孫子の兵法に「
敵を知り、己をしれば百戦危うからず」という言葉があるように、企業経営においても、市場を取り巻く環境および競合企業、そして自社の現状を把握する必要があります。
今回は、戦略策定の経営ツールである「SWOT分析」について、2回くらいに分けて書きたいと思います。ちなみに、読み方は、「スウォット分析」です。初めて本で読んだときは、私は読めませんでした。「エス・ダブリュー・オー・ティ分析」だとしばらく思ってました。
「SWOT分析」は、主にマーケティング戦略や企業戦略立案で使われる分析のフレームワークで、組織の強み(Strength)、弱み(Weakness)、機会(Opportunity)、脅威(Threat)の4つの軸から評価する手法のことです。企業を取り巻く内部環境と外部環境の要因が、それぞれ自社にどのように影響を与えるかを分析していきます。

イメージがつきやすいように、試しにNTTドコモをネタにして、勝手にSWOT分析してみました。(あくまでも、想像によるものです、やはり自分の会社でないので弱みの部分はさっぱりわかりません。)
NTTドコモのSWOT分析 | | 好影響 | 悪影響 | | 内部環境 | ◆潤沢なキャッシュフロー ◆おサイフケータイ、クレジットカード機能などのサービス強化 ◆事業コストの削減による経営体質の改善 ◆サービス強化による解約率の低下 ◆No1携帯のブランド力 | ◆海外投資の失敗によるグローバル化の遅れ ◆デザイン性などの商品ラインナップ | | 外部環境 | ◆movaからFOMAへのマイグレーション化 ◆携帯電話シェア6割弱 ◆他業種との業務・資本連携強化 | ◆番号ポータビリティ制度の導入 ◆国内市場の成長が頭打ち(成熟市場) ◆新規事業者の市場参入 | |
SWOT分析の目的は、その企業・組織が持っているビジネス機会や外的脅威などの「外部環境分析」と、コア・コンピタンスや組織体制などの「内部環境分析」から、自社の位置付けを総合的に判断することです。しかし、究極的なところでは、
戦略の柱となるべき自社の武器は何なのかを見つけることにあります。
最後に、SWOT分析を一生懸命時間をかけて分析するのは、コンサルティング会社や経営企画部の仕事です。むしろ、経営者は、喫茶店でコーヒーでも飲みながら、2×2のマトリックスに、自社の取り巻く環境を思い浮かぶままに書き綴りながら、自身の頭の中に漠然とあるものを整理しながら、次の戦略を模索するような使い方を日常的にすると良いのではないでしょうか。
経営者が日常的に自社の置かれてる状況を把握していれば、戦いに負けることはありません。
明日は、「SWOT分析の結果からの戦略をどのように導くか」について書こうと思っています。
■最後まで読んでいただきありがとうございました。
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一度勉強したので、バッチリ復習になりました。有難うございました。これから他の記事を読ませていただきます。これからもよろしくお願いします。