『戦略なくして成功なし』 =中小企業のための「IT化、その前に!」=

ミニマックス戦略 

ミニマックス戦略とは、「最大(マックス)の損失を最小(ミニ)にする」というゲーム理論の考え方です。

勝ち負けをひたすらに繰り返す状況の中においては、できるだけ負けた時の被害を少なくすることが最終的な勝ちにつながるということらしい。つまり、「どうしたら負けないですむか、どうしても負ける時はどうしたら被害を少なくすることができるか」を考える戦略だといえる。

一見すると非常に受身で消極的な戦略ではあるが、ある局面では最大の効果を発揮する。

どのような時にこの戦略が有効かというと、市場の成長が鈍化した成熟市場において企業同士がシェアを奪うような状況です。平たく言うと「誰かが勝つと、誰かが負ける」という状況です。

こういった状況では、お互いに相手を負かそうとありとあらゆる方策を考えてくるが、どちらも相手の手の内を知っており、お互いに得意技が使えない。また、よいアイデアを出してもすぐに相手が物まねをするという膠着状態がほとんど。

そういった状況の中においては、下手に勝ちに行くことをせず、どうしたら負けないですむかとういう発想に切り替え、相手の出方を伺いながら負けない戦略(作戦)を考える必要がある。

なぜ、負けないことに着目するのか?

それは1回の勝ちの儲けよりも、1回の負けの損失のほうが企業の利益に及ぼす影響が大きいからだ。


このことは株式投資を例にするとわかりやすい。

100円で購入した株が90円に下がると、10%の価値が下落する。
では90円の株価を100円に戻すためにはどのくらい上昇しなければならないか?

100円÷90円=1.111・・・

なんと11%である。10%下落したものを取り戻すのに11%以上も上昇しなければいけないのだ。1回の負けと1回の勝ちは等しくないのである。よく株式投資で「損切り」が大事だといわれる理由がとてもよくわかる考え方です。

つまり、勝ち負けが繰り返される状況においては、負け(損失)を減らすことが、唯一、実現利益を増やす方法といえるのである。

勝ち(儲け)−負け(損失)= 差分(実現した利益)

たとえるなら、K-1の試合で最初から判定勝ちを狙って戦うような戦略なのです。
今回の記事は、机上の理論としての色合いがとても強いです・・・(笑)

■引用
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[ 2006/09/17 21:57 ] 経営戦略 | TB(0) | CM(8)
大切な考え方だと感銘を受けました。
「がんばれば勝てる」「やればできる」といった前向きな精神はとても大切ですが、無責任・無根拠なポジティブ思考は危険だと思っているので。
[ 2006/09/19 04:51 ] [ 編集 ]
なるほどなるほど!
よくわかりましたよ。
なんて消極的な!とさいしょ思いましたが、
後半の説明で納得しました。

頭に入れておこう。
[ 2006/09/19 18:41 ] [ 編集 ]
おっしゃる通り!
感銘までは受けませんがw
ちょっと前までは実践してました、と言ってもスロですがw
なんにでも言えることですが、
「負け」と「勝ち」の定義は難しいですからね。ビジネスにおいても最初の負けは勝ちにつながることもあるだろうしね。
うん、勉強になりましたm(__)m
[ 2006/09/19 23:45 ] [ 編集 ]
■ridddlerさんへ、
そうですね。ポジティブ思考だけではうまくいかないことも多いのが現実なので、どこかで経営者は冷静に勝ち負けを見分けないといけないのかもしれませんね。
[ 2006/09/20 07:57 ] [ 編集 ]
■マカ パワーあまちゃんへ、
普通に考えたらかなり消極的ですよね、勝たなくていいなんて。 「攻撃は最大の防御なり」の逆で「防御が最大の攻撃」というそんな発想が最終的に勝つということです。ただし、この方法をとっても大成功は絶対にできません(笑)。
[ 2006/09/20 08:07 ] [ 編集 ]
■山田太一さんへ
ギャンブルで熱くなると負けたときにこそ、えらい金額使ってることがよくありますよね。
本来は、そこで冷静に、ほどほどに負けて帰ればいいのですが、これがなかなか難しい(笑)。
[ 2006/09/20 08:21 ] [ 編集 ]
こんばんは。セブンスターです。
K-1の喩えが分かり易かった〜。
ありがとうございます。
[ 2006/09/27 01:08 ] [ 編集 ]
■セブンスターさんへ、
はじめは、個人選手名を書いていたのですが、やりすぎなので途中で消してしまいました(笑)
[ 2006/10/01 13:13 ] [ 編集 ]
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