『戦略なくして成功なし』 =中小企業のための「IT化、その前に!」=

経営者の仕事は、「想像業」、「イメージ業」であれ 


僕は、監督の仕事は「想像業」、「イメージ業」で、イマジネーションを常に働かせることが大切だと思っています。
・・・(以下、省略)
(日経ストラテジー5月号)

(引用終了)

日経ストラテジー5月号の中で、早大ラグビー部監督の中村氏は、このように述べているが、経営者の仕事も同じなのではないだろうか。

ビジョンを描く、ビジネスモデルを考える、戦略を決定する。まだ見ぬ将来に向かって、想像を働かせて、企業をある方向へ導いていく。

まさに「インビジブル(目に見えない)・ワールド」である。

その時に経営者がどれだけ鮮明に将来をイメージできているかが、企業の牽引力につながるのではないだろうか。

また、将来に向かって社員全員を同じ方向にベクトルを合わせるためには、社員全員の頭の中に「将来の企業のあるべき姿」を描かせなければならない。これこそが、経営者だけにしかできない仕事だと思う。

経営者は「想像業」であり、それを実現するために、「想像力」と「創造力」の両方を持たなければならない。まちがっても、「想像業」ではなく、「妄想業」になってはいけない。

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常に経営理念やビジョンに沿った意思決定をする 

「どんなことでも7世代先まで考えて決めなければならない」
(イコロイ族の格言)

世の中の変化が早いと、企業経営にとって意思決定が遅れるということは、市場競争において致命的な敗因になりかねない。

だが、どんなに意思決定のスピードが求められる時代であったとしても、決定する内容は、短期的な利益志向ではなく、長期的な利益を考慮した意思決定であるべきだ。

特に企業の経営理念やビジョンに沿った意思決定が重要となってくる。

企業が継続企業を前提としている以上、七世代先とは言わないが、5年先、10年先を見据えて、意思決定をする姿勢が必要だ。

そういった意思決定こそが、今後、企業経営者や経営幹部に求められるのではないだろうか。

■追記
ネイティブアメリカンの教えの多くは、古代から受け継がれた叡智であり、その言葉はどの時代であっても通用するものがほとんどです。

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1馬力からの脱出 


すべての仕事を自分でやってしまったら、1馬力の仕事しかできない。
残業や休日出勤をすれば、ひょっとしたら2馬力くらいは働けるかもしれない。

しかし、他人をうまく使えるようになったら、自分の仕事量は、何馬力にもなる

世の中の自己啓発やビジネス本のほとんどは、1馬力を1.5馬力に上げるための個人のメンタル・スキル強化の勉強だったりする。

それよりも、違う部署や同僚との「飲みにケーション」、社外での異業種交流会といった人脈強化のほうが、時に自分の仕事量を何馬力にも増やせる結果を生むことがある。

他者との良好なコミニケーションが築ける人は、より大きな仕事が任せられる人だ

ただし、ここにも加減がある。

「コミニケーション強化」だといいつつ、毎日、飲み歩いて「1馬力」の仕事もしないで口だけ動かしてる人は、誰もついて来ないので注意したい。

改めて、「自分は何馬力か?」を考えてみると面白い。
ちなみに鉄腕アトムは100万馬力です。

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従業員を正当に扱えば、従業員も顧客を正当に扱う 

従業員を正当に扱えば、従業員も顧客を正当に扱う
(引用:トム・ピーターズの経営創造より)
(引用終了)

もし、あなたの会社が顧客至上主義を唱えているのであれば、顧客満足を追求するだけでなく、従業員満足も追及しなければならない。

経営者は、最高のサービス・最高の商品を生み出すのが従業員だということを、とかく忘れがちだ。

日々の従業員の行動が、会社の品質を決めるのだ。

だからこそ、従業員への処遇にはいつも敏感でなければならない。従業員を低賃金・劣悪な職場環境におきながら、「顧客に最高の満足を!」と叫ぶのはいかがなものだろうか。

ハングリーな環境でガッツを見せてくれる従業員もいるが、大部分の従業員はすでにやる気を失って、次の転職先を探しているはずだ。

経営者が従業員を大切にすれば、従業員も自分がされたことと同様に顧客を大切にする。

これが真の顧客至上主義ではないだろうか。


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その仕事は一人でやるべきか、みんなでやるべきか? 

「仕事を行うにあたって、一人で行った方がはるかに能率がいい場合がある。たとえば、ベートベンが第九交響曲を作曲するにあたって、組織を形成しなかったことに感謝しなければならない。だが、人間を月に到着させるためには組織が必要である。」(ジョン・アージェンティ)

仕事の分担を行う上で、効率のよい業務分担とそうでない場合とがある。
仲良しこよしのリーダーは何でも仕事をみんなで分担したがる。

あるべき姿は、仕事の目的、性質を理解したうえで、一人で行うべきか、
複数の人数で分担して行うべきかをリーダーが判断することだ。

「作業の能率化」という視点で業務分担を見直そう。

誰かの仕事を奪うことを恐れてはいけない。
仕事がなくなった人に新しい仕事を作り出すのもリーダーの仕事である。

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