『戦略なくして成功なし』 =中小企業のための「IT化、その前に!」=

会社の絞め殺し学 


ひさびさに良書を読んだ気がします。

その本は、超人気メールマガジン「ビジネス発想源」の著者である弘中勝氏が書いた「会社の絞め殺し学」です。

「あおり」、「だまし」といった小手先のテクニックではない、本当の意味での顧客視点に立った経営を学べる本だと思います。「最も大切なもの」を間違えなければ、会社の経営は正しい方向に向かうと確信できます。

絞め殺す側、絞め殺される側の立場にかかわらず、会社が絞め殺される前に、すべてのビジネスマンにぜひ読んで欲しい本だと思いました。

会社の絞め殺し学 ダメな組織を救う本 (祥伝社黄金文庫 ひ 9-1)
会社の絞め殺し学 ダメな組織を救う本 (祥伝社黄金文庫 ひ 9-1)弘中 勝

祥伝社 2007-12-12
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[ 2008/04/06 22:36 ] 企業経営 | TB(0) | CM(0)

膨張ではなく、成長をめざす。 

「会社が大きくなるのには二通りある。
一つは成長で、もう一つは膨張だ。

技術革新で経営の質がよくなり、その結果、会社が大きくなったのが成長である。小売業でいえば、新しい業態を作り出したり、ニーズを先取りするような品揃えに切り替えるのは、みな技術革新である。

しかしながら、あまり革新はしないで、ヒト・モノ・カネをつぎ込んで、店数だけ増やすと、大きくなるにつれて、経営はかえって難しくなる。

これは膨張であって成長ではない。(中略)
革新に努めるべきである。」

(引用:日経MJより 「成長と膨張」論(田島義博氏))

よくJASDAQに上場したベンチャー企業が、急展開で事業を拡げ、これまでの業績が嘘のように、赤字決算・倒産に追い込まれるのは、まさに田島氏のいう「膨張」に該当するからだろう。

特に社長をはじめとする経営陣すら全体を把握できなくなる急拡大は、とても危険な行為である。

ウサギと亀の競争ではないが、「スピードが大切な時代」であるからこそ、ウサギの拙速さを追うのだけではなく、亀のように、あせることなく、足元を固めながら、技術革新や事業展開する精神もどこかに忘れないようにしたい。

■追記
イケイケベンチャー企業は一見、かっこいいが、足元が弱いと、K-1の試合でよく見かける、ローキックに弱いボクサーみたいになってしまいます。(特に財務状況は最大の関心事にしたいですね)

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[ 2008/04/01 08:48 ] 企業経営 | TB(0) | CM(0)

2つのキンセンの商い 

顧客の「琴線」に触れなければ「金銭」を手に入れることができないが、「金銭」がなければ顧客の「琴線」に触れる商いはできない。

引用:鈴木敏文の「統計心理学」より


琴線に触れる」とは、表面的なものではなく、相手の奥底に眠っている意識(想い)に共鳴することだ。

いくら費用を使っても、売上が上がらない会社は、顧客の琴線に触れていない可能性がある。逆に、どんなによいアイデアを持っていても、実現できるだけの「金銭」がなければ、事業としてなりたたず、結局、顧客の琴線に触れることもできない。

つまり、ビジネスを継続して行う場合は、2つのキンセンがそろっていることが条件として望ましい。琴線と金銭の両方を大事にすることが、企業の存続する上で重要となってくるのではないだろうか。

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[ 2007/11/19 12:44 ] 企業経営 | TB(0) | CM(1)

倍と半分の法則 


日本電産の永守社長は、同業他社との競争には絶対に勝つという信念をもとに、「倍と半分の法則」を実践してきた。どんな法則かというと、他社が8時間働いているのであれば、われわれはその倍の16時間働き、納期は他社の半分にするというものだ。

他社との差別化を図るとか、競争力強化ということを目標とするには、日本電産の「倍と半分の法則」くらいの意気込みが大切となってくる。

この法則のメリットは、2つある。量を質に変える「量質転化」と強い納期意識が生まれることだ。

そして、この法則は企業経営でだけでなく、ビジネスマンの仕事の仕方にも大いに活用できるのではないだろうか。ライバルの倍の時間働き、仕事の納期はライバルの半分にするのだ。

このくらいしなければ、目に見える形での他者との差別化は難しいだろう。

他人が驚くくらいの圧倒的な差別化を目指そう。

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[ 2007/09/19 08:15 ] 企業経営 | TB(0) | CM(10)

「徹底実行」の強み 



大丸と松坂屋ホールディングスが9月3日、持ち株会社「J・フロントリテイリング」を設立し、経営統合した。大丸・松坂屋連合は、いちはやく経営統合の効果を出そうと大丸流経営手法の松坂屋への移植を進めている。

新聞記事の中では、「大丸流」として、大丸にあって松坂屋にない2つの要素として、一つ目は「全体最適」の考え方。もう一つは「徹底実行」をあげている。

注目したいほうは二点目の「徹底実行」のほうだ。

記事の中でも「大丸は一度決めたら粘り強くやり続けるが、松坂屋にはその覚悟が足りなかった」と書かれている。

一般的にも策定した戦略シナリオの7割は結果を出せないまま、失敗に終わっているという事実がある。その中でも途中で頓挫するケースが一番多い。

その理由の一つとして「結果を出すまでの過程は、成功と失敗の繰り返しの積み重ねになっている」という事実を忘れているからだ。この事実を受け止めることができないと、一度の失敗で計画自体を中止してしまったり、すぐに計画自体を大幅に見直してしまうというような経営判断を下してしまう。

ところが、成功は「スモールウィン」の塊であるということを理解している経営者は、小さな成功を積み重ねるための努力を怠らない。5回のうち4回が失敗だったとしても、1回の小さな成功を手に入れるために粘り強く「徹底実行」を行うのだ。

徹底実行」は覚悟の問題であり、会社の規模には関係ないということ忘れないようにしたい。

■引用 日経MJ 9月3日(月)の記事より

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[ 2007/09/12 08:33 ] 企業経営 | TB(0) | CM(6)
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